裏側矯正(舌側矯正)
基本料金 |
1,265,000円 or 1,485,000円 |
歯の表側につける矯正装置よりずっと目立ちません
裏側矯正とは
歯の裏側に装置を付ける矯正治療で、舌側(ぜっそく)矯正、リンガル矯正とも呼ばれます。一般的な矯正治療ともっとも異なるのは、装置を付ける位置です。歯の裏側に装置を装着することで目立たなくなり、他の人からは矯正治療中であることもわかりづらくなります。見えにくい装置の中でも特に目立たない治療法なので、矯正治療中であることを知られたくない、口元が気になる、という方におすすめです。
一方で、常に舌が装置に触れるので発音に支障が出る可能性がある、適応症例が限られる、といった注意点があります。
裏側矯正のメリット・注意点
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- 装着していることが目立たない
- 見えにくい装置の中でも、最も見えにくいのが裏側矯正です。
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- 虫歯になるリスクが低い
- 歯の裏側は、表側に比べて唾液が効率よく循環しています。それにより歯の裏側は歯垢が付きにくくなっています。
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- ケガのリスクを防げる
- スポーツでボールが口にぶつかるなどしても、表側矯正のようにケガをする心配はありません。
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- 表側矯正より費用が高い
- 表側矯正に比べて治療期間が長くなる可能性があり、従来の矯正方法より費用も高くなります。
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- 適応症例が限定される
- 患者様の症状によっては、裏側矯正を適応できないケースがあります。
ハーフリンガル
主に、上の歯だけを裏側矯正にする治療法
ハーフリンガルとは
歯は上下に分かれていますが、人と話しているときに目に入るのは、ほとんどが上の歯です。
ハーフリンガルは、下の歯は表側矯正にし、上の歯だけを裏側矯正にする治療です。口を開けたときに下の歯があまり目立たない方は、表側に矯正装置を付けていても気づかれにくいことがあります。ハーフリンガルは上下の歯を裏側矯正にするよりも低価格になるだけでなく、舌触りの違和感も少なくなるので、下の歯が見えにくいという患者様に最適な治療といえます。
ハーフリンガルのメリット・注意点
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- 上下を裏側矯正にするより低価格になる
- 高度な技術を要する裏側矯正を上の歯のみに施すことで、費用を抑えることが可能になります。
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- 舌触りの違和感を抑える
- 一般的な裏側矯正では舌が装置に当たりやすい状態となりますが、ハーフリンガルならば舌触りの違和感を減らすことができます。
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- 下の歯が見えやすい方には不向き
- 笑ったときに下の歯が見えやすいような患者様には、適していない治療といえます。
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- スポーツなどでケガをするリスクが残る
- スポーツなどで外からの衝撃を受けた際、唇をケガするリスクが残ります。